花べっぷを支える人々

  • vol.8 佐藤 忠生さん(大分ビル管理) 

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    手際良く大浴場の掃除を終え、すれ違うスタッフとも和やかに挨拶を交わす。佐藤さんは、花べっぷの前身の「べっぷ荘」のころから、主にお風呂周りやロビーなどの清掃を行っていた、いわば掃除のプロ。 「体を動かすのが好きですね。清掃をするのも、いい運動」と、笑う。働き始めたきっかけは6年前の定年退職後、登録していたシルバー人材センターからの紹介だったという。

     

     

    昨年4月に現在の花べっぷにリニューアルした後も、「続けたい」と希望したのは佐藤さんからだった。「宿のスタッフの方々が、とても暖かかったので、一緒に働き続けたいと思ったんです」と、目を細める。分け隔てなく挨拶や世間話が交わされる環境に、安心して働くことが出来たのだという。

     

     

    実直に働く佐藤さんへの信頼は厚く、仕事も自由に出来るように任されているという。お風呂の状況を確認するのも、大切な仕事の一つ。朝来た時にまず浴場を確認し、温度や設備に少しでも異常があれば、担当者に連絡するという。「気持ち良く温泉に浸かってもらって、疲れを癒してくれたら嬉しいですね」

    もちろん掃除にも余念がない。「リニューアル後はアメニティも増えたので、時間内に終えるのが大変でした。今はもう慣れましたけどね」。スタッフの方々からの「ありがとう」や、訪れるお客様からの「お陰で気持ち良く入れました」という言葉が、とても嬉しいのだとか。

     

     

    佐藤さんは仕事が終わった後、週に3~4回はウォーキングをするという。とても体力を使う仕事を、笑顔でこなしていく元気があるのは、そういった日々の積み重ねがあるからかもしれない。

    清潔感溢れる浴場で芯から温まった後、体を涼めるためにロビーへと向う。佐藤さんがすっきりと仕上げた空間で、心からリラックス出来るようだった。